オブジェクト指向パラダイム
FactoryTalk Optix Studio
で作成するプロジェクトは、オブジェクト指向パラダイムに基づいています。セッションと UI
デザイン時に UI 要素を定義する場合、これらの UI 要素は、
FactoryTalk Optix アプリケーション
の観点からは実際にはオブジェクトタイプです。ランタイムに、FactoryTalk Optix
は独立したセッションを作成します。ネイティブのプレゼンテーションエンジンは、デザイン時に定義されたタイプから 1 つの UI インスタンスを作成します。Web プレゼンテーションエンジンは、各 Web クライアントのデザイン時に定義されたタイプから UI インスタンスを作成します。セッションは互いに完全に独立しており、他のセッションと対話することはできません。セッション内のオブジェクトは、そのセッション内の他のオブジェクトおよびグローバルオブジェクト (アラーム、モデル変数、コントローラからのタグなど) とのみ対話できます。
セッション内の変更は、セッションインスタンスが破棄されると破棄されます。たとえば、ある画面を更新したり、画面から移動して戻ったりした場合、その画面の変更は失われます。
セッションと NetLogics
NetLogics は、次の 2 つのスコープで作成できます。
- グローバル スコープ
- プロジェクト情報モデル内の任意の場所に NetLogic を作成します。Project.Current.Getを使用して UI オブジェクトを操作します。セッションインスタンスを破棄して再作成し、ランタイムに変更を継承して表示してください。たとえば、別の画面に移動して、その画面を戻したり更新したりします。
- セッション範囲
- NetLogic をセッション UI オブジェクト (画面やデータグリッドなど) の子として作成し、Owner.getを使用してセッション UI オブジェクトを変更します。UI への変更は、ランタイムにすぐに表示されます。このような NetLogic は、同じセッション内のオブジェクトおよびグローバルオブジェクトとのみ対話できます。
次の例を検討します。
- データグリッドを更新します。データグリッドはセッションオブジェクトであり、データを更新する NetLogic は、意図したとおりに動作するためにデータグリッドの子である必要があります。
- アラームを作成します。アラームはグローバルオブジェクトであり、アラームを作成する NetLogic はセッションレベルまたはグローバルレベルに配置できます。
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