ライブラリ

ライブラリには、プロジェクトに追加できるオブジェクト定義またはテンプレートが含まれています。たとえば、ライブラリには、プロジェクトで使用する値やタンクなどのグラフィックエレメントが含まれています。ライブラリテンプレートは、その他のオブジェクト、スクリプトと呼ばれる事前定義されたコード、スタイルシートまたはテーマ、およびランタイムに対話するウィジェットにも存在します。
ローカルライブラリとリモートライブラリの両方を構成して、オブジェクトと変数を Git リポジトリに保存できます。
[ライブラリ]
から
[プロジェクトビュー]
にコンポーネントを追加します。ライブラリをプッシュ/プルすると、リモートプロジェクトの場合と同様に、ユーザーがリモートライブラリに加えた最新の変更を確認できます。テンプレートを作成して、類似した属性を持つオブジェクト、オブジェクトタイプ、および変数を作成します。
[ライブラリ]
には、ランタイムにデバイスを操作/構成するための事前構成済みのウィジェットがあります。 

ライブラリ タイプ

タイプ
説明
テンプレート ライブラリ
編集または削除できないオブジェクトのデフォルト ライブラリです。テンプレートライブラリは、次の目的で提供されています。
  • GraphicElements
    発光ダイオード (LED)、バタフライバルブ、リアクター タンクなど、追加のコンテキストを提供するためにランタイム アプリケーション表示に含めることができるオブジェクトのイラストレーション。
  • Misc (その他のオブジェクト)
    ランタイム アプリケーション内で操作を実行するコンポーネント (ロガー、アラーム、コンバータなど)。
  • Scripts
    ランタイム アプリケーション内で通知、カウンタ、データ転送などの機能を実行する事前定義のコード。
  • StyleSheets
    ランタイム アプリケーションのページのルック アンド フィールを定義する事前定義されたテーマ (明るいテーマ、暗いテーマ、マテリアルデザインにインスパイアされたテーマなど)。
  • Widgets
    ユーザーがランタイム アプリケーションで対話できるオブジェクト (ログインフォーム、アラームグリッド、色ピッカーなど)。
カスタム ライブラリ
ユーザーが作成したライブラリで、テンプレートライブラリからキュレーションされたオブジェクト、または特定の自動化シナリオ用にカスタマイズされたオブジェクトのセットが含まれています。
ヒント: テンプレートをすばやく見つけるには、
[コンポーネント]
で任意の項目を選択し、入力を開始します。

ライブラリ リポジトリ

ライブラリは、ローカルまたはリモートの Git リポジトリに格納できます。ライブラリは
FactoryTalk Optix
プロジェクト間で使用できます。
ライブラリは
C:\Users\
UserName
\Documents\Rockwell Automation\FactoryTalk Optix\Libraries
フォルダーに保存されます。

ライブラリの更新

ライブラリとライブラリ オブジェクトは、最初に構成された
FactoryTalk Optix
ソフトウェアのバージョンに関連付けられています。更新されたバージョンをインストールすると、
FactoryTalk Optix
は組み込みのテンプレートライブラリを更新し、ライブラリに新しいソフトウェアとの互換性を持たせます。
プロジェクトに、更新されたバージョンの
FactoryTalk Optix
で変更されたコンポーネントを使用するカスタム ライブラリが含まれている場合は、カスタム ライブラリを手動で更新する必要があります。
ご質問やご意見
このドキュメントに関するご質問やご意見は、こちらまでお寄せください。 こちらからご意見をお寄せください。
Normal