拡張プロパティ
タグとデータタイプに追加情報を追加するには、拡張プロパティを使用します。
拡張プロパティを使用すると、作成するタグの数を減らすことができます。個別のタグに拡張プロパティが構成されている場合は、このタグの拡張プロパティを使用して、タグの名前、説明、工学単位、制限、および状態の値を表示します。
拡張プロパティには以下が含まれます。
- 名前
- タグまたはデータタイプの名前。40 文字以内に制限されています。
- 説明
- タグまたはデータタイプの説明。128 文字以内に制限されています。
- 工学単位
- タグ、タグ構造、配列メンバーと関連付けられる測定単位 (摂氏温度、ポンド、1 平方インチあたりのポンド)。工学単位は 80 文字以内に制限されています。
- 最小
- タグ、タグ構造、または配列メンバーの最小値 (低)。最小値と最大プロパティを使用して、DINT、INT、LINT、SINT、REAL、LREAL、UDINT、UINT、ULINT、および USINT タグの上限と下限を作成します。最小プロパティ値は、最大プロパティ値より小さいか等しい必要があります。
- 最大
- タグ、タグ構造、または配列メンバーの最大値 (高)。最大値と最小プロパティ値を使用して、DINT、INT、LINT、SINT、REAL、LREAL、UDINT、UINT、ULINT、および USINT の各タグの上限と下限を作成します。最大プロパティ値は、最小プロパティ値より大きいか等しい必要があります。
- 状態 0
- タグ、タグ構造、配列メンバーと関連付けられる状態 0 の識別子。状態 0 と状態 1 プロパティを使用して、BOOL タグの 2 つの状態を記述します。たとえば、ステータス状態として、State0 が開始を表し、State1 が停止を表すようにできます。この識別子は 80 文字以内に制限されています。
- 状態 1
- タグ、タグ構造、配列メンバーと関連付けられる状態 1 の識別子。状態 1 と状態 0 プロパティを使用して、BOOL タグの 2 つの状態を記述します。この識別子は 80 文字以内に制限されています。
選択したタグで使用可能な拡張プロパティは、タグのデータタイプによって異なります。HMI デバイスには、エイリアス化された Logix Designer タグのパススルー拡張プロパティは表示されません。
ヒント:
空の値を持つ工学単位、状態 0、状態 1 の拡張タグプロパティは、オンライン タグ インポートを使用する場合のみ使用できます。デフォルト値を指定して、オフラインとオンラインのタグ インポートでプロパティを使用できるようにします。
PlantPAx プロセス命令の拡張プロパティは、オンライン タグ インポートを使用する場合のみ使用できます。オフライン タグ インポートは、Logix の今後のリリースでサポートされる予定です。
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