デバイス定義データ タイプ (5069-OF4)
デバイス定義データ タイプ名は、デバイスの作成時の選択により、デバイスごとに異なります。
以下の表は、5069-OF4 デバイスのデバイス定義データ タイプのリストと説明を示します。
以下の表には次のような情報が含まれます。
- 入力 (「I」と表記)
- 出力 (「O」と表記)
- 構成 (「C」と表記)
デバイス定義データ タイプ: AB:5000_AO4:I:0
接続タイプ: データとリッスン専用
メンバー名 | タイプ | スタイル | 有効な値 |
|---|---|---|---|
RunMode | BOOL | 10 進数 | 0 = アイドル 1 = 実行
|
ConnectionFaulted | BOOL | 10 進数 | 0 = デバイスとコントローラ間の接続が存在する。 1 = 未接続 |
DiagnosticActive | BOOL | 10 進数 | 0 = 診断がアクティブでない 1 = 1 つまたは複数の診断がアクティブであるか、または予測しきい値に達した |
DiagnosticSequenceCount | SINT | 10 進数 | 0 ~ 255 注目される診断状態が検出されるたびに、そして注目される診断状態が検出から未検出に移行するたびに、増加します。 |
Ch0x.Fault | BOOL | 10 進数 | 0 = フォルトが存在しない 1 = フォルトが存在する フォルトは、デバイスが検出できる全ての診断状態のロールアップであり、不良データを示します。与えられた検出状態を示す詳細なデータ タイプメンバがある場合、このフォルト メンバーは DiagnosticActive または DiagnosticSequenceCount メンバーに影響しません。しかし、与えられた検出状態の詳細なデータ タイプがない場合、このフォルト メンバーは DiagnosticActiveメンバーの両方をトリガーし、診断シーケンス カウントを増加/減少させます。 |
Ch0x.Uncertain | BOOL | 10 進数 | 0 = 有効なデータ 1 = データの有効性が不確実。デバイスが設計上の動作範囲外で動作している、またはデータが手動またはオーバーライド コントロール下にあります。 |
Ch0x.NoLoad | BOOL | 10 進数 | 0 = 無負荷状態が存在しない 1 = 無負荷状態が存在している。これは、信号ワイヤがチャネルから切断されているか、または RTB がデバイスから取り外されていることを意味する。 |
Ch0x.ShortCircuit | BOOL | 10 進数 | 0 = 短絡または過電流状態が存在しない 1 = 短絡または過電流が存在する |
Ch0x.OverTemperature | BOOL | 10 進数 | 0 = デバイスの温度が動作限界を超えていない 1 = デバイスの温度が動作限界を超えている |
Ch0x.FieldPowerOff | BOOL | 10 進数 | 0 = フィールド電源が存在する 1 = フィールド電源が存在しない |
Ch0x.InHold | BOOL | 10 進数 | 0 = チャネルが保持していない 1 = チャネルが保持 |
Ch0x.NotANumber | BOOL | 10 進数 | 0 = 受信した最後のチャネル データが数値 1 = 発信元から受信された出力値は NotANumber です (IEEE NAN 値)。出力チャネルは最後の状態を保持します |
Ch0x.Underrange | BOOL | 10 進数 | 0 = チャネルでの入力信号が検出可能な最小信号よりも大きい。 1 = チャネルでの入力信号が検出可能な最小信号よりも小さい。 |
Ch0x.Overrange | BOOL | 10 進数 | 0 = チャネルでの入力信号が検出可能な最大信号よりも小さい。 1 = チャネルでの入力信号が検出可能な最大信号よりも大きい。 |
Ch0x.LLimitAlarm | BOOL | 10 進数 | 0 = 警報がトリガーされない 1 = 警報がトリガーされる |
Ch0x.HLimitAlarm | BOOL | 10 進数 | 0 = 警報がトリガーされない 1 = 警報がトリガーされる |
Ch0x.RampAlarm | BOOL | 10 進数 | 0 = 警報がトリガーされない 1 = 警報がトリガーされる |
Ch0x.CalFault | BOOL | 10 進数 | 0 = キャリブレーションに失敗しなかった 1 = チャネルのキャリブレーション セッションが中断または失敗した。CalFault が製品リセットまたは電源の切断後再投入によってリセットされました。 |
Ch0x.Calibrating | BOOL | 10 進数 | 0 = チャネルのキャリブレーション中ではない 1 = チャネルのキャリブレーション中である |
Ch0x.Data | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 |
Ch0x.RollingTimestamp | BOOL | 10 進数 | 任意の正の値。 RollingTimestamp は、ミリ秒でカウントする継続的なタイマです。入力デバイスがそのチャネルをスキャンする時、RollingTimestamp の値も記録します。 |
デバイス定義データ タイプ: AB:5000_AO4:O:0
接続タイプ: データ
メンバー名 | タイプ | スタイル | 有効な値 |
|---|---|---|---|
Ch0x.LLimitAlarmUnlatch | BOOL | 10 進数 | 低から高への移行は警報をラッチ解除します。 |
Ch0x.HLimitAlarmUnlatch | BOOL | 10 進数 | 高から低への移行は警報をラッチ解除します。 |
Ch0x.RampAlarmUnlatch | BOOL | 10 進数 | 低から高への移行は警報をラッチ解除します |
Ch0x.Data | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 |
デバイス定義データ タイプ: AB:5000_AO4:C:0
接続タイプ: データとキャリブレーションされたデータ
メンバー名 | タイプ | スタイル | 有効な値 |
|---|---|---|---|
Ch0x.Range | BOOL | 10 進数 | 0 = -10 ~ 10V 1 = 0 ~ 5V 2 = 0 ~ 10V 4 = 0 mA ~ 20 mA 5 = 4 mA ~ 20 mA |
Ch0x.AlarmDisable | BOOL | 10 進数 | 0 = 警報が有効 1 = チャネルの警報が無効 (デフォルト) |
Ch0x.LimitAlarmLatchEn | BOOL | 10 進数 | 0 = ラッチ無効 (デフォルト) 1 = ラッチ有効 |
Ch0x.RampAlarmLatchEn | BOOL | 10 進数 | 0 = ラッチ無効 (デフォルト) 1 = ラッチ有効 |
Ch0x.NoLoadEn | BOOL | 10 進数 | 0 = 無効 (デフォルト) 1 = 有効 |
Ch0x.Disable | BOOL | 10 進数 | 0 = チャネルが有効 (デフォルト) 1 = チャネルが無効 |
Ch0x.FaultMode | BOOL | 10 進数 | 0 = ユーザー定義値に移行 1 = 最後の状態を保持 (デフォルト) |
Ch0x.ProgMode | BOOL | 10 進数 | 0 = ユーザー定義値に移行 1 = 最後の状態を保持 (デフォルト) |
Ch0x.ProgramToFaultEn | BOOL | 10 進数 | 0 = チャネルはプログラム モードのまま 1 = チャネルはフォルト モードに移行します |
Ch0x.RampInRun | BOOL | 10 進数 | 0 = 未チェック 1 = チェック済み 現在の出力レベルと新しく要求された出力の間で、ラン モード中の出力値のランピングを有効にします。ランピングは、構成済みの RampRate に基づく、出力の最大レートを定義します。 |
Ch0x.RampToProg | BOOL | 10 進数 | 0 = 未チェック 1 = チェック済み 設定されている場合、出力値からユーザー定義プログラム値である Ch0x.ProgValue へのランピングが有効になります。ランピングは、構成済みの RampRate に基づく、出力の最大レートを定義します。 |
Ch0x.RampToFault | BOOL | 10 進数 | 0 = 未チェック 1 = チェック済み 設定されている場合、出力値からユーザー定義フォルト値である Ch0xFaultValue へのランピングが有効になります。ランピングは、構成済みの RampRate に基づく、出力の最大レートを定義します。 |
Ch0x.HoldForInt | BOOL | 10 進数 | 0 = 未チェック 1 = チェック済み 設定すると、チャネルの状態が保持され、変化しません。これは、次のいずれかの状況が発生して現在の値のフルスケールの 0.1% 以内の値に初期化されるまで続きます。
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Ch0x.FaultValueStateDuration | SINT | 10 進数 | FaultFinalState が適用される前にフォルト モード状態が保持される時間を決定します。
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Ch0x.MaxRampRate | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 RampToFault または RampToProg ビットが設定されている場合は FaultValue または ProgValue に移行する時、RampToRun が設定されている場合はラン モードでの出力値の最大変化レート。単位は工学単位/秒です。 |
Ch0x.LowSignal | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 LowSignal、HighSignal、LowEngineering、HighEngineering の組み合わせが、デバイスより返される入力データをスケーリングするのに使われます。 |
Ch0x.HighSignal | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 LowSignal、HighSignal、LowEngineering、HighEngineering の組み合わせが、デバイスより返される入力データをスケーリングするのに使われます。 |
Ch0x.LowEngineering | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 LowSignal、HighSignal、LowEngineering、HighEngineering の組み合わせが、デバイスより返される入力データをスケーリングするのに使われます。 |
Ch0x.HighEngineering | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 LowSignal、HighSignal、LowEngineering、HighEngineering の組み合わせが、デバイスより返される入力データをスケーリングするのに使われます。 |
Ch0x.LowLimit | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 上限より低い値 |
Ch0x.HighLimit | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 下限より高い値 |
Ch0x.Offset | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 ユーザーが出力デバイス自体の外部でシステムをキャリブレーションするためのメカニズムを提供する出力アクチュエータ自体のアクチュエータ誤差を修正します。オフセットは工学単位でチャネル毎に設定されます。オフセットは、EU から出力信号までのスケーリングの前に、データに追加されます。 |
Ch0x.FaultValue | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 FaultMode ビットが設定され、通信フォルトが発生した場合に出力が取る値 (工学単位)。 |
Ch0x.ProgValue | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 ProgModeビット が「ユーザー定義値」に設定され、接続がプログラム モードに移行した場合に出力が取る値 (工学単位)。 |
Ch0x.FaultFinalState | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 FaultValueStateDuration がゼロでない場合、構成された FalueValueStateDuration のタイムアウトが発生した後の最終出力状態を決定します。 |
デバイス定義データ タイプ: AB:5000_AO4:CAL:I:0
接続タイプ: データとキャリブレーションされたデータ
メンバー名 | タイプ | スタイル | 有効な値 |
|---|---|---|---|
RunMode | BOOL | 10 進数 | 0 = アイドル 1 = 実行
|
ConnectionFaulted | BOOL | 10 進数 | 0 = デバイスとコントローラ間の接続が存在する。 1 = 未接続 |
DiagnosticActive | BOOL | 10 進数 | 0 = 診断がアクティブでない 1 = 1 つまたは複数の診断がアクティブであるか、または予測しきい値に達した |
DiagnosticSequenceCount | SINT | 10 進数 | 0 ~ 255 増加する各診断のカウント。 |
Ch0x.Fault | BOOL | 10 進数 | 0 = 正常 1 = 不良 |
Ch0x.Uncertain | BOOL | 10 進数 | 0 = 有効なデータ 1 = データの有効性が不確実。デバイスが設計上の動作範囲外で動作している、またはデータが手動またはオーバーライド コントロール下にあります。 |
Ch0x.NoLoad | BOOL | 10 進数 | 0 = 無負荷状態が存在しない 1 = 無負荷状態が存在している。これは、信号ワイヤがチャネルから切断されているか、または RTB がデバイスから取り外されていることを意味する。 |
Ch0x.ShortCircuit | BOOL | 10 進数 | 0 = 短絡または過電流状態が存在しない 1 = 短絡または過電流が存在する |
Ch0x.OverTemperature | BOOL | 10 進数 | 0 = デバイスの温度が動作限界を超えていない 1 = デバイスの温度が動作限界を超えている |
Ch0x.FieldPowerOff | BOOL | 10 進数 | 0 = フィールド電源が存在する 1 = フィールド電源が存在しない |
Ch0x.InHold | BOOL | 10 進数 | 0 = チャネルが保持していない 1 = チャネルが保持 |
Ch0x.NotANumber | BOOL | 10 進数 | 0 = 受信した最後のチャネル データが数値 1 = 受信した最後のチャネル データが数値ではない |
Ch0x.Underrange | BOOL | 10 進数 | 0 = チャネル データが範囲未満しきい値を下回っていない 1 = チャネルでの入力信号が検出可能な最小信号よりも小さい |
Ch0x.Overrange | BOOL | 10 進数 | 0 = チャネル データが範囲超過しきい値を上回っていない 1 = チャネルでの入力信号が検出可能な最大信号よりも大きい。 |
Ch0x.LLimitAlarm | BOOL | 10 進数 | 0 = 警報がトリガーされない 1 = 警報がトリガーされる |
Ch0x.HLimitAlarm | BOOL | 10 進数 | 0 = 警報がトリガーされない 1 = 警報がトリガーされる |
Ch0x.RampAlarm | BOOL | 10 進数 | 0 = 警報がトリガーされない 1 = 警報がトリガーされる |
Ch0x.CalFault | BOOL | 10 進数 | 0 = キャリブレーションに失敗しなかった 1 = チャネルのキャリブレーション中にキャリブレーション エラーが発生した |
Ch0x.Calibrating | BOOL | 10 進数 | 0 = チャネルのキャリブレーション中ではない 1 = チャネルのキャリブレーション中である |
Ch0x.CalGoodLowRef | BOOL | 10 進数 | 0 = このチャネルで有効な基準下限信号がサンプリングされていない。 1 = このチャネルで有効な基準下限信号がサンプリングされている。 |
Ch0x.CalBadLowRef | BOOL | 10 進数 | 0 = このチャネルで無効な基準下限信号がサンプリングされていない。 1 = このチャネルで無効な基準下限信号がサンプリングされている。 |
Ch0x.CalGoodHighRef | BOOL | 10 進数 | 0 = このチャネルで有効な基準上限信号がサンプリングされていない。 1 = このチャネルで有効な基準上限信号がサンプリングされている。 |
Ch0x.CalBadHighRef | BOOL | 10 進数 | 0 = このチャネルで無効な基準上限信号がサンプリングされていない。 1 = このチャネルで無効な基準上限信号がサンプリングされている。 |
Ch0x.CalSuccessful | BOOL | 10 進数 | 0 = キャリブレーションに成功しなかった 1 = キャリブレーションに成功し、キャリブレーションの状態が終了した。 |
Ch0x.Data | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 |
Ch0x.RollingTimestamp | INT | 10 進数 | 任意の正の値 ミリ秒単位でカウントする、継続的に動作している 15 ビット タイマ (調整されたシステム時間とは無関係)。 |
デバイス定義データ タイプ: AB:5000_AO4:CAL:O:0
接続タイプ: データとキャリブレーションされたデータ
メンバー名 | タイプ | スタイル | 有効な値 |
|---|---|---|---|
Ch0x.LLimitAlarmUnlatch | BOOL | 10 進数 | 低から高への移行は警報をラッチ解除します。 |
Ch0x.HLimitAlarmUnlatch | BOOL | 10 進数 | 高から低への移行は警報をラッチ解除します。 |
Ch0x.RampAlarmUnlatch | BOOL | 10 進数 | 低から高への移行は警報をラッチ解除します |
Ch0x.Calibrate | BOOL | 10 進数 | 0 = チャネルのキャリブレーション中ではない。 1 = チャネルのキャリブレーション中である。 |
Ch0x.CalOutputLowRef | BOOL | 10 進数 | 0 = キャリブレーション基準下限を出力しない。 1 = キャリブレーション基準下限を出力するようにデバイスにコマンドを与える。 |
Ch0x.CalOutputHighRef | BOOL | 10 進数 | 0 = キャリブレーション基準上限を出力しない。 1 = キャリブレーション基準上限信号を出力するようにデバイスにコマンドを与える。 |
Ch0x.CalLowRefPassed | BOOL | 10 進数 | 0 = 記録されたキャリブレーション基準下限を送信中ではない。 1 = キャリブレーション検証のために、出力データに記録されたキャリブレーション基準下限を送信中である。 立ち上がりエッジは、キャリブレーションでデバイスが使用する必要のある出力の記録された基準下限値がデータ フィールドに含まれていることを示します。 |
Ch0x.CalHighRefPassed | BOOL | 10 進数 | 0 = キャリブレーション基準上限を送信中でない 1 = キャリブレーション検証のために、出力データに記録されたキャリブレーション基準上限信号を送信中である。 立ち上がりエッジは、キャリブレーションでデバイスが使用する必要のある出力の記録された基準上限値がデータ フィールドに含まれていることを示します。 |
Ch0x.CalFinished | BOOL | 10 進数 | 0 = キャリブレーション処理を完了するようにチャネルがトリガーされていない。 1 = キャリブレーション処理を完了するようにチャネルがトリガーされている。 |
Ch0x.Data | REAL | 浮動小数点 | -1.0E11 ~ 1.0E11 |
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