ロックウェル・オートメーションのFactoryTalk Historian Site Edition (SE)ソフトウェアを使用して、必要なデータに素早くアクセスできるようになります。新しい拡張機能により、これまでで最も信頼性が高くセキュアなソフトウェアのリリースになります。
ユーザがより迅速にデータにアクセスできるようにするために、ソフトウェアはクライアント側の接続バランシングとフェイルバックを使用するようになりました。これにより、すべてのサーバをプライマリサーバに接続するのではなく、複数のサーバ間でユーザ接続のバランスを取ります。多くの人が数年前にさかのぼることができるデータのクエリを行なっている大規模なシステムでは、これによりサーバの需要を減らし、ユーザが数分ではなく数秒でデータにアクセスできるようにすることができます。
FactoryTalk Historian SEソフトウェアは、ユーザベースのアーカイブスケジューリングも提供するようになりました。この機能を使用すると、ユーザはダウン期間または営業時間外に履歴アーカイブをスケジュールできます。サーバのパフォーマンスに影響を与え、データへのアクセスを遅くする可能性がある重要なプロセス中にアーカイブが発生するリスクを軽減します。
生産データをよりセキュアに保護するために、FactoryTalk Historian SEソフトウェア内のすべてのサブシステムは、最も必要最低限の特権で実行するように構成されています。これにより、権限のないユーザがシステムに侵入した場合に発生する可能性のある損害を最小限に抑えることができます。
このソフトウェアは、Windows Server 2019などの最新のオペレーティングシステムもサポートするようになりました。これにより、システムの寿命を延ばすことができます。これは、規制対象の業界で検証済みのシステムのオペレータにとって特に価値があります。
新しいFactoryTalkHistorian SEソフトウェアリリースは、ロックウェル・オートメーションの最新の分散制御システム(DCS)であるPlantPAx 5.0の一部であり、DCSに含まれる他のソフトウェアと同じFactoryTalkサービスを使用します。これにより、競合やエラーの可能性が最小限に抑えられ、簡単にインストールできるようになります。
FactoryTalk, FactoryTalk Historian, FactoryTalk Historian Site Edition (SE), FactoryTalk Historian SE, PlantPAx, およびRockwell Automationは、Rockwell Automation Inc.の商標です。Rockwell Automationに属していない商標は、それぞれの企業に所有されています。
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約23,000名の従業員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページhttps://www.rockwellautomation.comをご覧ください。
公開 2020/12/09