ミルウォーキー--2012年8月1日-- 米国のローレン・エンジニアズ&コンストラクターズ社(エンジニアリング、資材調達、建設を手がける企業)とインドのジョティ・パワー・ストラクチャーズ社(送電、配電施設建設会社)の合弁事業であるローレン・ジョティ社は、ロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)とそのグローバル・ソリューション・チームに190万ドルの業務を発注しました。ロックウェル・オートメーションは、PlantPAxベースの発電所向け分散制御システム(DCS)のソリューションを太陽光フィールドローカル制御パネルと共にインドのラージャスターン州のゴダワリ・グリーン・エナジー社に供給し、太陽光発電の業界標準を打ち立てる機会をもたらすソリューションを提供します。
ローレン・ジョティ社は、インドのラージャスターン州のゴダワリ・グリーン・エナジー社のために50メガワットの集光型グリーンフィールド太陽光発電所を建設する契約を獲得しています。この発電所はインドで初めて発注された商用規模の太陽熱発電所の1つとなるもので、2020年までにインドの太陽光発電を2万メガワットにまで増加させることを企業に奨励するインド政府のイニシアチブであるジャワハルラル・ネール国家太陽光ミッションの一部ともなります。
ゴダワリ・グリーン・エナジー社のディレクターであるシッダルタ・アグラワル氏は次のように述べています。「ローレン・ジョティ社とロックウェル・オートメーションとの今回の協力により、インドで最初の商用規模の太陽熱発電所の1つを建設することができます。このソリューション、サポート、協力関係は、普及している太陽光フィールド制御をプラント制御に一体化して稼働時間と信頼性を改善するものです。」
ローレン・エンジニアズ&コンストラクターズ社の機器・制御マネージャであるロバート・ハードは、次のように語っています。「ロックウェル・オートメーションが受注にいたったのは、DCSプロセス制御、ミラーコントローラ、モータ制御を含むスケーラブルな完全自動化ソリューションを提供する能力によるものです。現地サポートも提供され、米国にある私たちのエンジニアリング会社とインドのチームとのグローバルな協働も行なわれます。」
ロックウェル・オートメーションのグローバルソリューション担当副社長兼ゼネラルマネージャのテリー・ゲバートは、次のように述べています。「再生可能エネルギーは現在、エネルギーと生態系に関する長期的安全を確保するためのインドの戦略的重要事項になっており、太陽光発電は重要な新興分野です。今回の契約獲得は、集光型太陽光発電の業界標準を打ち立てる機会をもたらすという意味で重要です。さまざまな国が代替エネルギー能力の拡張に力をいれており、この業界は莫大な成長の可能性を秘めています。私たちは今、この世界的な成長イニシアチブの中に身を置いています。
ロックウェル・オートメーションのグローバルソリューションについて
ロックウェル・オートメーションのグローバルソリューションでは、数千人のエンジニアが製造業界向けに、制御、電力、安全、情報のソリューションを設計、構築、改良しています。さまざまな規模に対応できるPartnerNetworkとの協力により、当社のグローバルソリューションは、2カ国以上が関係する数百万ドル規模の困難なプロジェクトを含め、幅広いプロジェクトに対応することができます。当社のお客様には石油&ガス、石油化学製品、消費財、生命化学、自動車、タイヤ、セメントなどの重工業、金属、鉱業、製紙・パルプ、電力会社、水道会社が存在します。
公開 2012/08/01