VersaView 5000産業用コンピュータとシンクライアントの製品ラインは、スマートマニュファクチャリングのための最新の視覚化ソリューションを提供
多くの製造メーカは、時代遅れのオペレーティングシステムを使用する信頼性の低いヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)アプリケーションに苦労しています。ロックウェル・オートメーションのAllen-BradleyのVersaView 5000産業用コンピュータ、シンクライアント、およびモニタの新しいファミリーによって、製造メーカはスマートマニュファクチャリングをサポートするためにスタンドアロン式や分散型のHMIアプリケーションを最新化することができます。

ロックウェル・オートメーションの産業用コンピュータおよびモニタの製品マネージャであるクリス・メイスンは次のように述べています。「VersaView 5000製品ラインは、最新のオープンアーキテクチャのHMIまたは産業用コンピュータ製品です。オープンアーキテクチャの設計により、製造メーカが二ーズに合うソフトウェアを自由にインストールできるようになります。また、製品ラインには今までにないフルHDの画面サイズも含まれており、これによってより多くの情報を表示したり、工場現場に制御室のディスプレイを複製することができ、さらに効率的なデータ共有が可能になります。」
VersaView 5000製品ラインはロックウェル・オートメーションのスケーラブルなコンピュータ製品の一部で、以下の5つの製品があります。
- VersaView 5400ディスプレイ搭載のコンピュータ
- VersaView 5400ディスプレイ非搭載のコンピュータ
- VersaView 5200ディスプレイ搭載のシンクライアント
- VersaView 5200ディスプレイ非搭載のシンクライアント
- VersaView 5100モニタ
ディスプレイオプションには、エッジ間ガラスディスプレイ、新しく22インチのワイドスクリーンオプション、フルHD、および10ポイントマルチタッチ機能があり、オペレータの生産性向上に役立ちます。
分散アプリケーションにおいてロックウェル・オートメーションのFactoryTalk View Site Editionソフトウェアと組み合わせると、VersaView 5400産業用コンピュータは費用効率よく21 CFRパート11を順守することができます。ソフトウェアは電子記録と署名を保存、処理、送信して、どの従業員が変更を行なったかを示します。これは、ライフサイエンスのような高度に規制された産業にとって不可欠です。
ロックウェル・オートメーションのVersaView 5200シンクライアントは、同社のThinManagerソフトウェアと使用するのに適したシン・クライアント・ハードウェアとして設計されています。ソフトウェアは、現代の産業の運用のあらゆる側面におけるコンテンツと視覚化を集中管理します。また、すべてのデバイスとユーザの管理を簡素化することで、ダウンタイムとメンテナンスを削減できます。さらに、ロックウェル・オートメーションのロケーションベースのRelevance技術により、ちょうどいい場所にいる適切な作業者に適切なタイミングで適切なコンテンツを提供できます。
ThinManagerソフトウェアと使用すると、VersaView 5200シンクライアントは接続されるとすぐに情報の受信を開始できます。デバイス構成は不要になり、デバイスの交換がより迅速になります。情報はローカルではなくサーバに保存されるため、機密情報はデバイスがなくなった場合に失われる可能性が少なくなります。また、ThinManagerソフトウェアは、指紋スキャンを使用する生体認証を含む多因子ユーザ認証も提供します。
新しい22インチのスクリーンサイズに加えて、VersaView 5000製品ラインには12インチ、15インチ、および19インチのワイドスクリーンオプションがあります。すべてのスクリーンには、10ポイントマルチタッチ機能があります。
VersaView 5000製品ラインは、メンテナンスの必要性を減らすのにも役立ちます。スーパーキャパシタを使用してるため、バッテリを交換する必要が軽減され、航空輸送の物流が簡素化します。さらに、エッジ間オール・ガラス・タッチスクリーンにより、従来のシステムで発生する可能性のあるの蓄積がなくなるため洗浄作業が軽減されます。
公開 2017/08/10