ロックウェル・オートメーションのPartnerNetworkプログラムについて
ロックウェル・オートメーションのPartnerNetworkプログラムは、グローバルメーカが、工場全体の最適化を達成し、機械性能を改善し、サステナブルの目標を達成するための最善のソリューションを開発、導入、およびサポートすることにフォーカスした企業の連携ネットワークにアクセスできるようにします。
市場全体でのシリアル化規格の義務化は、医薬品や医療機器メーカがサプライチェーン全体で製品をたどり、追跡するために特定の規格を採用することを求めています。
ロックウェル・オートメーションの新しく更新されたシリアル化ソリューションは、これらの製造メーカや機械製造メーカがコンプライアンスにとらわれずに考えることを支援し、包括的でスケータブルな端から端までのサプライ・チェーン・プラットフォームによって、長期敵な収益性などの主要なビジネス上のメリットを活用します。
最新のロックウェル・ソフトウェアのPharmaSuite製造実行システム(MES)ソフトウエアに基いて構築されたこの新しいシリアル化ソリューションv4.1は、多種多様なパッケージラインのテクノロジや生産管理システムに対応するためによりスケーラブルになっています。制御レベルとエンタープライズレベルの簡単な統合により、ソリューションはシリアル化データを管理するために集中型のプラットフォームを提供し、サプライチェーン全体で製品のトレーサビリティを促進します。
ロックウェル・オートメーションのFactoryTalk View HMIを搭載した新しいLogixベースのユニットコントローラによって、拡大縮小が可能になり、企業はフルソリューションやターンキーソリューションからレトロフィットやOEMソリューションまで、お客様のほぼすべての二ーズを満たすさまざまなデリバリモデルにこのソリューションを適用できます。ユニットコントローラは、各生産ラインとさまざまなシステムデバイスの間の接続ポイントとして機能します。シリアル化を提供する以外にも、ソリューションによって、製造メーカが端から端までのプロセス全体(生産の流れ)を直接見ることができるようになることで、トラブルシューティングと予防保守を改善できます。
ロックウェル・オートメーションのシリアル化ソリューションアーキテクトであるヴァレリオ・フレディアーニは、次のように述べています。「多くのお客様は約束どおりに提供されないシリアル化の要件やソリューションをどのように満たすのか悩んでいます。当社の製品ライン、専門知識と世界中のロックウェル・オートメーションのPartnerNetworkプログラムを活用して、当社のソリューションをカスタマイズして、お客様ごとの標準アーキテクチャや既存の生産工程に簡単に統合できるように設計しています。」
さらに、フレディアーニは以下のように付け加えています。「これは、生産者が近づく法令遵守の締め切りを守るのに役立つだけでなく、アプリケーションのビジネス上の利点をより迅速に把握し、真の投資利益を得ることを意味します。当社のソリューションは、すべての機械装置、情報システム、およびビジネスシステムの間にシームレスな相互運用性を提供し、製造メーカに生産性を向上し、長期的な収益性を改善して、将来の生産や規制変更に簡単に適応できるツールを提供します。」
更新されたシリアル化ソリューションには、オーダ作成用の構成済みのチャネルを備えたシリアル化統合ゲートウェイ、および各お客様のシステムに簡単に統合できるEPICSデータのエクスポートが含まれており、エンジニアリングにかかる初期費用を大幅に削減できます。ロックウェル・オートメーションの目標は、エンジニアリング済みのゲートウェイチャネルの包括的なライブラリを構築し、コストを削減し、ビジネスシステムの統合を展開することです。
さらに、プラットフォームには、手作業による包装ラインのある製造メーカのために事前に検証され最適化されたツールである手動シリアル化および集約ワークフローが搭載されています。潜在的なシリアル化の約90%は、顧客ベースで、ユニット集約およびラベリングの処理は手作業で行なっています。ロックウェル・オートメーションのシリアル化ソリューションは、Windowsドライバプリンタ用の組み込みのラベル設計ソフトウェアとユーザフレンドリな集約ワークフローを提供し、これらのお客様が行なっている手作業による集約プロセスを簡略化し、時間とコストを節約します。
ロックウェル・オートメーションのPartnerNetworkプログラムは、グローバルメーカが、工場全体の最適化を達成し、機械性能を改善し、サステナブルの目標を達成するための最善のソリューションを開発、導入、およびサポートすることにフォーカスした企業の連携ネットワークにアクセスできるようにします。
公開 2017/01/09